CMB Camera
R&D for ultra-sensitive mm-wave detector array for precision measurements of Cosmic Microwave Background polarization 本文へジャンプ
 

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私たちの研究グループは、宇宙背景放射(CMB)の偏光度測定のための検出器を開発しています。


CMBのB-モード偏光は、原始重力波の情報を含んでいるといわれています。 原始重力波を検出できれば、ビッグバン宇宙論における、宇宙初期の進化モデル、 インフレーション理論検証のおおきな鍵となります。

しかし原始重力波の信号は大変弱く、現存する検出器よりもさらに高感度な検出器が 必要です。 我々は超伝導体にその可能性を見ています。 超伝導体はミリ波を照射されるとクーパー対が壊れ、電気信号として取り出すことが できます。 この現象を利用し、新しい超伝導トンネル結合素子の開発を行っています。

参考リンク





図1.CMB B-モード偏光の概念図



図2.STJ(ひし型部分)の 顕微鏡写真。写真の一辺は約500ミクロン



図3.STJの性能を評価するためのクライオスタット。ヘリウム3を使い、0.3Kまで冷却する


図4, アンテナ結合型STJのレチクル設計図。 この設計をもとに、アンテナ結合型STJを 製作する。
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